日航機墜落事故から35年 遺族ら分散し慰霊登山(20/08/12) - YouTube
追悼慰霊式に参加した原忠臣さん(手前)は、長男の信一さん(右端)や家族に囲まれ、終始にこやかな表情だった=群馬県上野村で2019年8月12日午後5時38分、坂根真理撮影 520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から34年となった12日、追悼施設「慰霊の園」(群馬県上野村)には、乗客で日航職員の白井まり子さん(当時26歳)を失った父・原忠臣さん(89)=埼玉県入間市=の姿があった。メキシコ在住の長男信一さん(64)一家も一時帰国し、家族6人で迎えた初めての追悼慰霊式となった。 34年前。白井まり子さんの遺品から見つかった日航機の運航表の余白には、「恐い 恐い 恐い 助けて 気持ちも悪い 死にたくない」と書かれていた。揺れる機体の中で、悲痛な叫びをつづった娘の心中を想像すると、今もつらくてたまらない。
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